(有)大洋レコードのコラム

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初夏にむけてゆったりと

初夏にむけてゆったりと楽しむ音楽。唄とバンドリンのふたりが主だったアコースティックなブラジル音楽はいかがでしょう?

Clarisse Grova, Afonso Machado / Que Tal ? (ブラジル直輸入盤 工場製CD-R デジパック仕様 2,400円税込)

エルトン・メデイロス、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ネルソン・サルジェント... 多くのサンビスタたちのバックでバンドリン奏者として、またアレンジャーやプロデューサーとしても活躍してきたアフォンソ・マシャード。リオを拠点に多くの舞台で、またカマ・ヂ・ガトーの一員として、ホベルト・メネスカルのバンドでも活躍する実力派女性シンガー - クラリッシ・グローヴァ。このふたり名義のアルバムが届きました。長いキャリアを誇るアフォンソ・マシャードが、ここでもギターを担当するルイズ・モウラや、カルリーニョス・ヴェルゲイロ、エルトン・メデイロス、パウロ・セーザル・ピニェイロ、詩で、曲で、共作を行なった楽曲のみを収録するという制作コンセプト。中には'80年に作られた"Ares de atriz"の再演というのもあります。先に入荷して来たパラフェルナリアでも活躍するトロンボーンのマーロン・セッチらが胸躍るビッグバンド調のホーンを聴かせるm-1 "Que tal ?" や、サンバのソシアル・ダンス - ガフィエイラの様式をみせるm-6 "Daquele Jeito" 、またはソフト・サンバの醍醐味が存分に詰まった m-3 "Na cara do gol" などの朗らかな雰囲気、一方でゆっくりとしたアンサンブルを背景に切なく唄い上げるm-2 "Boemio" やm-7 "Vida Boemio"、ショーロの響きに唄が載ったショーロ・カンサォン"m-4 Choraste" 、ヂルセウ・レイチのソプラノ・サックスを導入部に、ボサ・ノヴァの輝きを放つm-11 "toque" などなど、酸いも甘いも嗅ぎ分けたおとなの哀愁、ゆとりの佇まいが滲む好盤。

幾枚かを然るべき代金にて輸入している当方と致しましては、最終的にはCDで聴いて欲しいんですが、本人がSound Cloud に全曲アップロードしております。なんてサービス精神旺盛なんでしょう...

| 15:20 | comments(0) | - |
出張・本日のBS1 エルムンド

昨日は岡山への出張につき臨時休業とさせていただきました。ご迷惑をお掛けしました。事情により私は東京公演へは伺えないため、カルロス・アギーレ&キケ・シネシの来日ツアーは地方公演へ観に行って参りましたが、その甲斐ありました。岡山最高!ご来場されているお客さんの幾人かの方にも声をかけていただき、嬉しかったです。

教会ホールでのコンサート、アギーレさんのピアノとシネシさんの7弦ギターの音色がスウィートで実に鳥肌ものでした。前回のアギーレさん来日時に演奏されていた"Zamba de mancha de papel"などもアレンジを変え、ふたりのインプロ含みの演奏は至極リッチなもの。音におふたりの人柄や姿勢が如実に現れた素晴らしいショー。集中して聴き入るうちに2時間強はあっという間に過ぎ、割れんばかりの拍手喝采がお客さんの満足度を物語るようでした。

本日 5/14 NHK BS-1

"地球テレビ エルムンド” 23:00 過ぎ〜 


カルロス・アギーレ&キケ・シネシ両名がTV出演、2曲ほど演奏するそうです。ぜひこの機会をお見逃しなく。






終演後は岡山公演の主催を執り行なったModerado Music さん、ツアー全体を仕切るInpartmeint さんたちによるプライヴェート・パーティーにも混ぜていただき、エキサイトな時間を過ごしました。その会場がギターやピアノも置いてあるバー・レストランでしたので、アギーレさん、シネシさんたちのリラックスした音遊びを満喫しました。酔った勢いで率先してお二人を前に演奏してしまいましたが、芸風や、もちろん技術は遥かに違えども音楽を楽しもうという気持ちは万国共通、あれだけのショーのあとお疲れだとは思うのですが、「今日は良い夜だ」と肩を叩き合いながらホテルにお戻りになられましたので安心しました。個人的には、ほんとうに楽しい思いをさせて頂きました。今、思い返してほくそ笑む次第です。

カルロス・アギーレ作品はこちら
キケ・シネシ作品はこちら (アルバム「Cuchichiando」ただいま品切れとなっておりますが、今月中に再入荷予定)
| 15:22 | comments(0) | - |
本日・明日の営業時間変更のお知らせ

本日5/12(土)はフェムエフェム出演のイベント”キャバレー、キャバレー、キャバレー!”於・西麻布 新世界でのCD即売のため神楽坂の店舗は16時半までの営業とさせていただきます。

明日5/13(日)は店主出張につき臨時休業とさせていただきます。

よろしくお願いします。
| 12:18 | comments(0) | - |
キューバとミネイラの血をひくブラジル人女性シンガー 待望の新譜

父親はキューバ人、母がミナス出身のブラジル人で本人はカリオカ女性。ということで5年前にリリースされた1stアルバムではボサノヴァとラテン・クラシコを織り交ぜたレパートリーを披露、傑作の名を欲しいままにサンパウロでのライヴをCDとDVDで作品としてリリース、待望の新作ではマリーナ・ヂ・ラ・ヒヴァのインタープリーターとしてのアイデンティティが詰まった、手の込んだスタジオ・アルバムとなって登場。


Marina de la Riva / Idilio (ブラジル直輸入盤 2,500円税込)

豊かで優雅なアコースティック・サウンドに載せて、慈しむようにメランコリーな表情を。今作でもサンパウロを中心にMPBからジャズまで幅広く活躍するコントラバス奏者のファビオ・サーにギター奏者でアレンジャーのダニエル・オリヴァら若い世代のミュージシャンが、マリーナ・ヂ・ラ・ヒヴァの雰囲気を持った唄声に絶妙の間でアンサンブルを作り上げています。トロンボーンのハウル・ヂ・ソウザが客演する冒頭曲、憂い哀しみを携えた旋律が沁み入るヴィニシウス・ヂ・モライス=マリリア・メデーリャの"Ausencia"など深みのある楽曲が前半には並び、ソロ作も評判となった7弦ギター奏者エミリアーノ・カストロとタンボリンだけをバックに唄い上げる"Como duele perderte" 、戯けたムードの中にもどこか気品が漂うニール・セダカ"Stupid Cupid" フレッヂ・ジョルジの葡語ヴァージョン"Estupido Cupido" のみキューバ・ハバナでレコーディング、ウイリー・コロンで有名なタイトル曲"Idilio" などアルバム後半にはナサォン・ズンビのプピーロがドラムスで参加するなど、曲毎に少しずつ表情を変えてあります。またラテン・クラシコではエディー・パルミエリ作の"Muneca" も収録するなど、自身の生い立ちを立証するかのようにサルサ、ボレロ、そしてショリーニョなソフト・サンバはもちろん、一本筋の通ったレパートリーと高貴かつフレッシュなアレンジが輝いて聴こえます。米国カルフォルニアでミキシング、音の仕上げとなるマスタリングはアルゼンチンのトップ・エンジニア - アンドレス・マジョが手掛けています。

本作レコ発ライヴ at アウヂトーリオ・イビラプエラ (サンパウロ)。衣裳替えでも魅せます


オフィシャルPVはアルバム後半の"Voy a tatuarme"、ブエノスアイレス撮影だそうです。
| 14:30 | comments(0) | - |
エテル・コフマン 取り扱いございます

来日中のカルロス・アギーレが主宰するレーベル、シャグラダ・メドラで昨年にリリースされている女性シンガー、エテル・コフマンのアルバム「Anima」。店頭には並べておりましたが、webアップロードから漏れておりましたので掲載します。


Ethel Koffman / Anima (アルゼンチン直輸入盤 2,100円税込)

'75年からアルゼンチン・ロサリオの音楽シーンに於いてプロ・シンガーのキャリアを開始、'78年にはデュオ形態で早くも栄誉あるコスキン賞を授与されます。ホルヘ・ファンデルモーレがプロデュースを行なった1st ('96年)から今作まで3枚のソロ・アルバムを発表。ウーゴ・ファットルーソ、ホルヘ・ファンデルモーレ、そしてフィト・パエス... 様々な形態で歌い継がれる楽曲たちとその言葉、日常を旅するように、流れ行く景色のように美しく紡いだのがこのアルバム「Anima」(=魂)。フアン・カルロス・バグリエットをゲスト・ヴォーカルに、カルロス・アギーレがアコーディオンを演奏するフレッシュな川沿い音楽のムード"El gran pez" (同郷のアドリアン・アボニシオ作)をはじめ、ピアノのレオネル・ルケス、ギターのクラウヂオ・ボルサーニ(ルス・デ・アグアほか)のたおやかな演奏と相俟って、優しさに満ちた好盤。CD-Extra には弦の室内楽アンサンブルとの"Lo que usted merece" 演奏シーンが mpeg4 映像として収録。

http://www.myspace.com/ethelkoffman
| 19:09 | comments(0) | - |

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